先日、ニースで初めてレンタカーを借りたのですが、なかなか苦労したので(笑)
予約〜返却まで書きます。
海外で車に乗れると、旅の幅もぐっと広がり楽しいですよね!
ニースの旅の魅力はこちら
ニースでのレンタカーの探し方
フランスは左ハンドル、右通行で日本と逆ですので、安全運転に注意してください。
また、国際運転免許証が必要です。
探し方
まずレンタカーの探し方は、一番効率がよいのがSkyscannerから探す方法です。
(アカウント登録が必要です)
サイトも日本語表記で、様々なレンタカー会社の価格を比較することができます。
レンタカー屋に行って予約もできますが、直前は極端に価格が高騰するので、Webでの事前予約がベターです。
【探し方】
- Skyscannerにアクセス
- レンタカーのタブを選択
- 「貸し出し場所」で「ニース」を入力
- 貸出日、時間と返却日、時間を入力
ここでのポイントは、、「空港」でなく、「都市」を選択すること。
こうすることで、ニース空港だけでなく、ニース全域に検索範囲を広げ、より多くの選択肢から選ぶことができます。
検索をかけると、借りられる場所と時間、価格、車種等が一覧になって出てきます。
最安値がどこで借りられるかも一目瞭然!
お目当の車が見つかったら、画面に従って予約を完了させましょう!
Skyscannerにクレジット情報が登録されていれば、支払い情報の入力も必要ありません。
現地の方は、Rentacar.comで探す方も多いそうなので、さらに情報が欲しい方はこちら
https://www.rentalcars.com/ja/
価格
価格は、予約する時期で大きく異なり、早めに予約した方が安く抑えられます。
直前になると、1日6万円といった信じられない価格が表示されることも…!
また、カーナビと保険は別料金なので、Skyscannerの価格+¥2,500~¥10,000は支払う額として見ておいた方がいいです。
保険は、貸し出し場所の受付でプラン選択・支払いをします。
前日~1週間前に予約した場合の例を記載します。(1日レンタル)
- GoldCar…レンタル148ユーロ+カーナビ11ユーロ+1日保険82ユーロ
(その他:燃料代のデポジット(何もなければ返金される) 88ユーロ)
- enterprise…レンタル110ユーロ+カーナビ10.83ユーロ+1日保険24ユーロ
(その他:燃料代のデポジット(何もなければ返金される) 250ユーロ)
借りる際の注意点
オートマ車が少ない
フランスのレンタカーはほとんどがマニュアル車で、オートマの選択肢が極端に減ります。
レンタカー会社によっては、マニュアル車しか扱っていない会社もあります。
免許がオートマ限定の方は、予約の際に車種を必ず確認しましょう!
レンタル当日のイベント情報に注意!
ニースでイベントがある際に、ニースのメイン道路のプロムナードデザングレが終日通行不可になることがあります。
例えば、6月末の音楽祭(Fête de la Musique)や7月末開催のトライアスロンレース(IRON MAN)では、プロムナードデザングレが全面封鎖。
そうすると、大きく迂回せざるをえないので、できれば避けた方がよいでしょう。
ニースでのレンタカーの受け取り方
ニース空港の場合は、ターミナル2にレンタカーセンターがありますので、そちらの受付に向かいます。
ニース市内から空港までバスで行く場合は、98番か99番バスに乗りますので、バス降り場から看板が見えます。
ニース(Nice Ville)駅の場合は、駅を背にして右方面に歩いたところに受付があります。
予約当日に必要なもの
- 日本の運転免許証
- 国際運転免許証
- 予約票(Skyscannerから送付される、紙に印刷しなくてもOK)
- ドライバーのクレジットカード
その他、レンタカー会社によって必要なものは予約票を確認してください。
受け取る際の注意点
受付に時間がかかる場合がある
事前にWeb予約しているにも関わらず、現地の受付で1時間半待ったこともあります…
また、受付完了してから車を受け取るまでになぜかすごく時間がかかります。
日本の時間感覚で行くと出発時間が遅れます。
フランスでは時間はゆっくりと構えることが大切ということがわかってきました!
予約時間より1時間くらい前に着いておくと安心です。
ニース空港の場合は、土曜日より日曜日の方が人が少ない、また、朝の9時前の方が人が少ない傾向にありました。
予約した車と違うものをあてがわれる
シトロエンで予約したのに違うものが来たり…まあこれが普通みたいですね。
オートマ/マニュアル、ナビの有無は予約は、実物でしっかり確認してください。
ニースでのレンタカーの返し方
ニース空港には、ターミナル2にレンタカー返却センターがありますので、看板に従ってそちらに返却してください。
返却センターに着くと係の人がいますので、傷などを確認して返却完了です。
(日本と同じです)
受付の時、あんなに時間がかかったのはなんだったんだというくらいあっさり返却できます。
ニース空港周辺ガソリンスタンドと入れ方
返却時は、日本と同様、ガソリンは満タンにして返却します。
車でニース空港に入って、ターミナル2のレンタカー返却センターに行く途中にガソリンスタンドがありますので安心してください。
- 住所:Station Dyneff Nice, 2 Boulevard Léon Morane, 06200 Nice
フランスのガソリンスタンドはセルフが基本です。
給油が終わってから、ショップの中にいる人にスタンド番号を伝えて精算する方式です。
ガソリンの表記は次のようになっています。
- SP98=Le Sans Plomb 98
→ハイオクガソリン
- SP95=le carburant des voitures modernes
→レギュラ-ガソリン
- Gazole
→軽油(ガソリンっぽい表記ですが注意!)
普通車ならSP95かSP98を入れます。
車の給油口の内側や車のキーに書いてある表記を確認してください。
ちなみに、フランスでは2040年までにガソリン車の販売禁止を表明しているそうです。
日本よりは頻繁に電気自動車の充電スタンドを見ますが、あと30年でどこまでインフラが整うのでしょうか。
番外編
フランスの高速の乗り方
せっかくレンタカーを借りたので、高速で遠くまで行きたいですよね。
道路標識が「A ◯」「E◯」が高速道路の標識です。
また、料金所ですが、「t」とだけ書いてところがETC専用レーンです。
「t ↓」と書いてあるところはそれ以外の車も通行できます。
かなりわかりにくいので注意です。
頻出する「ラウンドアバウト」
フランスの道路でよく見かけるのが、「ラウンドアバウト」
「ラウンドアバウト」とは?
信号よりも「ラウンドアバウト」の方が多いのでは?と思います。
時計周りの一方通行がルールです。
ナビも「ラウンドアバウトの3つ目で曲がってください」と案内するので、慣れるまでは同乗者にサポートしてもらうのがよいですね。
以上、「ニースのレンタカーの借り方」について3,000文字も書いてしまったのですが、いつか誰かの役に立つ事を願って!笑