「転職休暇中」の私ですが、この期間中、南仏でどうしても見たかったもの…それはラベンダー!
6~7月の南仏プロヴァンスはラベンダーが美しい時期なのです!
昔、旅行本で見た一面に広がるラベンダー畑をずっとずっと見たくて…
この度、念願叶って見に行くことができました(涙)
ラベンダー畑近くのムスティエサントマリーという村も素敵なので、合わせてご紹介します。
ムスティエサントマリー及び周辺ラベンダー畑の行き方
ムスティエサントマリー(Moustiers-Sainte-Marie)は、ニースの北西に位置しています。
ムスティエサントマリーの西側と北側一帯がラベンダー畑になっています。
ニースからは、車で高速を利用して2時間半弱、下道で3時間強ほどで到着します。
私はレンタカーを利用して行きました。
バスで行けなくもないようですが、5時間くらいかかるので、車を調達することをオススメします。
- バスで行く場合:LER20 Gare Routière Nice Côte d'Azur→Gare routière d’Aix-en-ProvenceでLER27に乗り換え→MOUSTIERS-STE-MARIE
ニースでのレンタカーの借り方はこちら
“星が見守る村”ムスティエサントマリー
ムスティエサントマリーは、Alpes de Haute Provence県に属する村です。
1981年に「フランスの最も美しい村(Les plus beaux villages de France)」に登録されており、国内外の観光客を魅了し続けています。
村は、山の合間に鳥の巣のようにすっぽりと佇んでいます。
ムスティエサントマリー:村の様子
村の様子は、「フランスの最も美しい村」に登録されているだけあって、まさにメルヘン。
山の断崖絶壁が、村のすぐ後ろまで迫っています。
村の中心部には、川が流れており、地形を利用したレストランもおしゃれ。
12~14世紀に建てられたという教会もとてもいい味を出しています。
ムスティエサントマリーは陶芸がさかんな村なので、かわいい陶器も見所のひとつです。
“星が見守る村”の由来は?
こちらの写真をごらんください。
山と山の中間点に注目。
これです。
拡大すると…
さらに拡大すると…
村の後ろにある山と山の間に、村全体を見守るように“星”のオブジェが架けられているのです。
星が架けられた由来は、
- 十字軍の兵士が帰還を記念して架けた
- 川を隔てて禁断の恋をした男女が自害し、彼らを弔って架けた
など諸説あるようです。
十字軍なんて話が出てくるくらいなので、12世紀前後からの言い伝えなんですね。
星が村を見守っているなんてなんだか素敵。
村の中で星をモチーフを探すのも楽しい。
村の雰囲気が素敵なので、ランチしたり、ジェラートを食べたり、ゆったりと過ごすのがオススメです。
絶景!見渡す限りのラベンダー畑
そして、ムスティエサントマリーから車で15分ほどで、ラベンダー畑が広がっているエリアに着きます!
見渡す限りのラベンダー…!
これだけ一面に広がっているので、降り立つとラベンダーの香りもふんわりします。
6月中旬〜7月中旬しか見ることのできないスペシャルな風景。
ムスティエサントマリーからの行き方は、Puimoissonという村を目指せば、ラベンダーはすぐ見つかります。
わからなそうであれば、ムスティエサントマリーの観光協会で教えてもらえます。
車で15〜20分ほど、このような畑が続くエリアが連なっており、感動的でした。
いつかまた見に来ようと心に決めました。
南フランスのラベンダーといえば、ソーやソナンク修道院が有名ですがそちらも行ってみたいですね〜
合わせて行きたい!ヴェルドン自然公園
ムスティエサントマリーのちょうど北側一帯はヴェルドン自然公園(parc naturel régional du verdon)と呼ばれるエリアで、実はムスティエサントマリーもその一部です。
特に絶景なのは、ヴェルドン渓谷。
切り立った岩壁、エメラルドグリーンの水の色…忘れられない風景です。
不思議なのですが、水の色が明るく目を見張ります。
この美しい渓谷でラフティングなどのアクティビティもオススメです。
私もラフティングをやりましたが、爽快感極まりなかったです。
ヴェルドンでのアクティビティ検索はこちらから(英語対応可)
- ラフティング:5時間コース 55ユーロ
このあたりは写真撮りたいスポットが多すぎて、日帰りでは時間が足りないくらいです(笑)
1泊2日でゆったり回れると、超贅沢ですね。
写真もいいですが、やはり目で見る風景にはかないませんので、南フランス旅行の際にはぜひ行き先候補に入れてみてください!