今回のニース滞在には「Airbnb」をフル活用しています。
Airbnbなしには、今回の旅は実現できていないなかったかも…と思うほどです。
「Airbnb」といえば、「民泊」の仲介サイトで、宿泊のイメージが強いですよね。
そちらのサービスも便利なのですが、「体験」のサービスをご存知でしょうか?
ニースに来てから2つほど「体験」したので、ご紹介したいと思います!
- Airbnbの「体験」って?
- Airbnb体験(1):地元マルシェ巡りとPan Bagnat作り
- Airbnb体験(2):ニースの高台で青空ヨガ
- ニースでのその他のAirbnb体験
- Airbnbってトラブルはないの?
- 日本国内でもAirbnbの使い勝手はよい
Airbnbの「体験」って?
Airbnbの「宿泊」サービスは、「空いている部屋を貸したい人」と「部屋を使いたい人」をマッチングする仕組みです。
Airbnbってそもそも何?という方はこちら
「体験」も同じように、「スキルや経験を提供したい人」と「提供を受けたい人」を引きわせる仕組みになっています。
観光地を巡るのも好きだけど、現地の空気感を味わい「暮らすように旅する」のが好きな私にはとっても嬉しいサービス!
「体験」の探し方は、Airbnbのトップ画面から、「場所」を入力して、「体験」をクリックするだけ!
(Airbnbへのアカウント登録が必要です。)
これでローカル体験に出会えます!
Airbnb体験(1):地元マルシェ巡りとPan Bagnat作り
体験概要
お料理が好きな先生と、地元のマルシェを巡りながら食材を集め、Pan bagnat作りを体験する内容です。
Pan bagnat(パンバーニャ)とは、ニースのローカル料理として有名なニース風サラダを丸いパンに詰めたヘルシーなサンドイッチのことです。
ニース風サラダは、シンプルな生野菜にゆで卵やオリーブ、豆などを載せて、オリーブオイルとバルサミコ酢でいただくサラダです。
体験料金
マルシェ巡り+料理教室、3時間で、¥2,410でした。
(元の値段がユーロ)
手ぶらの参加で問題ないです。
ちなみに、他のゲストと一緒になることもあります。
私の回は、ドイツ人親子と私の3人での開催でした。
体験内容
まずは、ニースのリベラシヨンマルシェ(Marché de la Libération)に集合して、Pan bagnatに使う食材を買います。
ニースのマルシェといえば、海に近いサレヤ広場のマルシェが有名ですが、それと比較して大規模でよりローカル感が強いと感じました。
月曜以外の、午後14時まで開かれています。
オランジーナのCMのようにテントの張られた店舗の下で、野菜や果物が木箱に詰まれているのが基本スタイルです。
地元の人で賑わっています。
トマトを買う先生。オススメのお店を巡っていきます。
トマトの種類が豊富!
お魚も売っています。
お魚以外にも、チーズやお肉、ハーブなどなどお店があります。
どれも新鮮で美味しそう!
これは、ローカルでよく見かける花ズッキーニ。
花の部分もフライや肉詰で食べるそうです。
地元食材の調理法を聞けるのも、「体験」の楽しいところ。
マルシェのあとは、先生のお家にお招きいただいて、調理開始!
パンをくりぬく先生。
ちなみに、先生は70歳で、3ヶ月前からAirbnbの「体験」を始めたそう!
週3のペースで開催しているそうです。
好きなことでお金もらえるって素敵ですよね。
Airbnbがなければ、サイト作成から広報宣伝、予約管理等かなりハードルが上がるので、スキルがある人にはとても楽しい時代になったと感じます。
Pan bagnatのざっくりとした作り方はこんな感じです。
- 丸いパンを丸くくり抜きます
- くり抜いたパンの中身にワインビネガーとバジルの葉、オリーブオイルを混ぜ、パンに戻し、少しつぶします
- 好きな野菜(トマト、ベビーリーフ、オリーブ、ゆで卵など)を詰めていきます
かなりお手軽。
そして完成!ワイン付きなのが嬉しい。
野菜がたくさん入っていて、シンプルな味付けで美味しい!!
食べながら、先生のAirbnbを始めたきっかけや地元の人オススメの穴場観光スポットを聞けました。
一緒に体験したドイツ人ともお話して、英会話の練習にもなり、とても有意義な時間でした。
Airbnb体験(2):ニースの高台で青空ヨガ
体験概要
こちらはタイトル通り、会員登録なしに参加できるヨガ教室になります。
旅行中は食べ過ぎてしまうので、運動の機会があると嬉しいですよね。
体験料金
1時間の教室で、¥2,009でした。
手ぶらの参加で問題ないです。
ヨガマットも先生が用意してくれます。
私の回は、7人での教室でした。
体験内容
ニースの旧市街の先にキャッスル・ヒルという、城跡の丘があるのですが、そこでの開催です。
ヨガ前に丘を徒歩で登りますが、この時点でけっこうキツい(笑)
エレベーターで登ることもできます。
丘の上に登ったら、地面にヨガマットを敷いて、青空ヨガ!
海を眺めることでき、爽快!
1時間ほど、ハードすぎずほどよい運動量です。
寝っころがるシャバーサナの時間にはオリーブの木と太陽が綺麗。
そして、ヨガ後には高台からのニースを一望できます!
先生は普段は地元でヨガインストラクターをしているそうですが、7月はお休みなので、Airbnbで毎日ヨガしているそうです。
それ以外の月は週3ペースです。
とても気分がよかったので滞在中に何回か参加してみようと思います。
教室でお友達もできました(嬉)
ニースでのその他のAirbnb体験
体験した以外にも、
- 地元の人と絶品朝ごはんを食べよう
- ワイナリー巡りをしよう
- 朝日を見ながら朝ごはん食べよう
- フォトグラファーと旧市街を巡って写真を撮ろう
- シュノーケリング
- マドレーヌパーティをしよう
などなど魅力的で個性的な企画がたくさんあります。
旅行会社の企画するオプショナルツアーと比べてリーザナブルなのも嬉しいポイント。
(旅行会社にとっては脅威だと思いますが…)
Airbnbってトラブルはないの?
Airbnb=「民泊」=「トラブル多い」というイメージがある方も多いかもしれませんが、私は利用していてトラブルに合ったことは今のところありません。
ポイントは、「レビュー機能」。
「宿泊」や「体験」を終えたら、Airbnbにレビューを書くことになっています。
そちらに生の声が書き込まれているので、予約前に確認することができます。
また、予約の直前キャンセル等のルール違反には、ペナルティが課されます。
これは、ホストだけでなく、ゲストも同じです。
そのため、とても快適に利用することができています。
ちなみにニースでの滞在先は2件ですが、どちらも親切なホストに綺麗な部屋。
大満足です。
1軒目。
2軒目。
どちらもキッチン付きなので、自炊できるのはポイント高い。
洗濯機も付いています。
もちろんWi-Fi付き(必須)
ただたまにイメージと違った…というようなこともあるので、レビューはよく確認するようにしましょう。
日本国内でもAirbnbの使い勝手はよい
転職休暇を決めてから、リーズナブルに利用できるAirbnbを海外では利用したいな、と考えていました。
ただ、初めての利用が海外、は少し不安だったので日本で何度か利用してみたのですが、国内の利用もとても使い勝手がいいです。
特に都内は、ホテル不足で価格が高騰してますので、安く宿泊できるのはありがたい。
日本では最近、住宅宿泊事業法の関係で予約キャンセルなどのトラブルがありました。
2020年にオリンピックもありますので、外国の方により日本を楽しんでもらうためにもなんとか定着してほしいと願うばかりです。
というわけで、Airbnbの体験はローカルな人と触れ合い、地元ならではの体験もできるので、滞在中に他のプログラムも参加してみようと思います!