転職休暇、満喫中

新卒から6年間働いた会社を退職。転職する前に、やってみたいことを思いっきりやってみることにしました。大好きな南フランス・ニースで地元民のような暮らしをしたい!という夢を叶えたのち、デンマークでフォルケホイスコーレ留学をします。社会人留学に関する情報や生の留学体験記をお届けします。

【社会人留学スタート!】アラサー女子が転職休暇、始めました。

こんにちは!とがちです。

 

この度、新卒からまる6年間勤めた会社を退職し、社会人留学をすることにしたアラサー女子です。

 

初めてのエントリーなので、社会人留学をするまでに考えていたことを書きたいと思います。

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【追記】

転職休暇、2週間目

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転職休暇、半年

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はじめに

勤めていた会社は、一般的には大企業に分類される会社で、営業として働いていた日々は忙しくも充実した毎日でした。

 

自分で言うのもなんですが、周りの皆さんと楽しく仕事ができており、「サラリーマンやってるなぁ~」という日々でした(笑)

 

しかし、ふと自分の将来を見てみると、学生時代に、まだ社会のこともよくわからない状態で選んだ会社に、定年まで35年以上も働く一直線のキャリア選択に少し疑問を抱くように。。。

 

ましてや、今は定年が先へ伸びている時代。

 

もはや定年という概念がなくなるかもしれないことを考えると、働く期間は半世紀近くに及ぶかもしれません(!!)

 

また、働く上で、「働き方」に対するいろいろなモヤモヤが積み重なっていったのも事実でした。

 

働く女子、特にアラサーの年代は多かれ少なかれ、キャリアに対するモヤモヤを抱えているのではないでしょうか?

 

そこで私は、いろいろと幅広く検討した結果、すぐには転職せずに、転職と転職の間の「転職休暇」をもうけ、考える時間を持つことにしました。

 

大好きな南フランスのニースに2か月滞在したのち、デンマークへ1年間のフォルケホイスコーレ留学をします。

(「転職休暇」ってワードが流行ればいいな、と思ってます笑)

 

社会人留学を決めた理由その1:テレワークで働き方改革はされない!?キャリアの目標を見直したい。

 

もともと、「日本人の働き方」というテーマに関心がありました。

 

幼少期に海外に計4年間在住していて、海外、日本で働く大人たちを見ていて、「日本のサラリーマンが断トツでハードそう…」と思ったのが原体験です。

 

大学の卒業論文でも「日本人のこれからの働き方」をテーマにしていました。

 

その関係で、「“働くこと”を快適にするような価値提供がしたい」ということをキャリアの目標にしていました。

 

私が働いていた会社は、業界や業種、従業員規模問わず営業網を持っていて、会社としては「お客様のオフィスのITソリューション」に力を入れていたので、自分のやりたいことをできる環境にありました。

 

しかし、お客様に対して仕事を効率化するためのITツールなどを提案していくうちに、「ツールでは働き方は変わらない」と思うようになりました。

 

私が働いていた会社もその良い事例です。

 

営業時代に使っていた主なツールは、

  • 軽量モバイルPC
  • iPhone(メールや社内システムが閲覧可能)
  • 外出先からも見れるクラウド型システム
  • Web会議システム

等々、テレワークのお手本のような充実したインフラ。

 

それでも、働き方が快適になったかというと、必ずしもそうは言い切れない状況でした。

 

確かに、便利になった側面はたくさんあります。

 

しかし、どこでも仕事ができるようになったからこそ、常に忙しく情報を確認する必要があったし、長時間労働も依然として解決されていませんでした。

 

そこで、「働き方を変えるのは、ツールでなく、働く人の価値観や文化の変化が必要」ということ痛感しました。

 

「“働くこと”を快適にするような価値提供がしたい」と思って入社しましたが、キャリアの目標の見直しが迫られるとともに、じゃあ、価値観や文化ってどうやって、どの方向に変えていくの?ということは自分の中で再度考える必要がありました。

 

社会人留学を決めた理由その2:女性が働くってこんなにハード!?女性活躍って一体なによ?

 

日本の働き方ってツールじゃ全然よくならないなぁと思っていましたが、その中でも女性が働き続けることの大変さには本当に震えるものがありました。

 

以前Webニュースで「日本の女性は、働き・産み育て・輝けの三重苦だ」という言葉を見て、その通りだ。。。と思いました。

 

wol.nikkeibp.co.jp

 

男性と同じように働き、女性らしく振舞い、適齢期までに結婚出産を終え、激戦の保育園戦争を勝ち抜く、時短でも男性と同じ成果を出す。管理職にもなる。そして、子供のお弁当作ったりして、家庭でも輝く。

 

自分は子供もいないし、ましてや結婚する予定すらないのですが(笑)

 

先々に起こることを考えては、「自分にこなせる自信がない。。。」という気持ちが積み重なるばかりでした。

 

職場にも、子育てしながら働いている先輩もいましたが、本当にバイタリティに溢れ、尊敬する先輩ばかりでした。(仕事しながら子供の学校の行事の衣装を手作りしていたり!!)

 

もちろん、自分が経験しているわけではないので、想像の範囲も多いです。

 

誰もがそのような’バリバリ’を目指しているわけでもないと思います。

 

しかし、少なくとも、将来的にそのような姿が求められているんだな、と感じていました。

 

日本の問題なのか、会社の問題なのか、求められる女性像にとらわれすぎなのか。。他の価値観を見てみて、モヤモヤを確かめたい気持ちになりました。

 

社会人留学を決めた理由その3:これからの人口減に備えて!グローバルで活躍できる人材に。

 

ここは本当にざっくりなのですが(笑)

 

日本はこれから深刻な人口減社会を迎えることに、なぜか自分事として危機感を感じていました。

 

最近では、「未来の年表」という本や、NHKスペシャルでの「縮小ニッポンの衝撃」という特集が印象的でした。

 

こちらのブログにとてもわかりやすくまとめられていました。 

yonta64.hatenablog.com

 

いつか、グローバルな環境で働いてみたい、という想いも、以前からありました。

 

でも、「いつか」って一体いつ?と、30歳を前に考えるようになりました。

 

社会人留学を決めた理由:まとめ

 

「“働くこと”を快適にするような価値提供がしたい」というキャリアの目標を再度考え直したい、女性が働き続けるということをポジティブに考え直したい、いつかグローバルな環境で働いてみたい。。。

 

これらを総合的にできるのではないか?と行き着いたのが、デンマークのフォルケホイスコーレ留学

 

デンマークは、ワークライフバランスや女性の活躍が優れた国として知られています。

 

また、最近では「世界一幸せな国」として日本でも注目を浴びました。

 

そんなデンマークで過ごすことで、自分が考えていたことの何かしらのヒントが得られるのでは、と思うに至りました。

 

また、フォルケホイスコーレは英語で授業を行うので、語学力向上も叶えられます。

 

デンマークやフォルケホイスコーレに関しては、また別途記事を書きたいと思います。

 

あと、つらつらと書いてきましたが、単純に楽しそうだから、という理由も忘れずにいたいと思います(笑)

 

社会人留学開始直前のいま。肝に銘じていること。

 

社会人留学に関して、注意しなければいけないなと思う点は、「社会人留学そのものが、キャリアに直接プラスになるわけではない」ということです。

 

当然ですが、英語を話せる人や留学経験者は世の中にたくさんいるわけです。

 

何事も、そこで自分が何を感じ、学んだかをいかに語れるか、だと思います。

 

また、転職せずにキャリアにブランクができるので、それを良しとしない企業があることも想定しています。

 

なので、今回このような決断をした、ということにあぐらをかかずに、貪欲に多くのことを吸収できればと思います。

 

”転職休暇、満喫中”で発信していくこと

 

こちらのブログでは以下のようなことを発信していく予定です。

  • 社会人留学、フォルケホイスコーレのための準備
  • 英語学習について
  • デンマーク留学体験記(学校生活やデンマーク社会について)
  • 南フランス・ニース滞在記(留学前に短期滞在しています!)